●文化財殺虫・殺菌処理

文化財殺虫・殺菌処理

料金 要相談
(搬入や期間中の管理方法などにより  
   付加料金が発生する場合もあります)

大切な文化財や古文書など、昆虫やカビなどの被害にあいやすいものです。1年に1回くらいはガスくん蒸を行って、幼虫や胞子の殺虫・殺菌をしませんか。

・博物館 ・記念館 ・お寺 ・神社 ・図書館 ・旅館 等

●文化財や木材害虫

ニセセマルヒョウホンムシ

ニセセマルヒョウホンムシ
Gibbium aequinoctiale
体長は2-3㎜。
体色、茶色。 脚は、がっしり。
体形は円形。背中が盛り上がる。
標本や煮干しなど動物質を好んで食べる。

タバコシバンムシ

タバコシバンムシ
Lasioderma serricorne
体長2-3㎜。
体色、茶色。 体形は楕円形。
成虫は、活発に飛び回る。
畳などを食べる他貯穀害虫としても著名である。

オオナガシンクイ

オオナガシンクイ
Heterobostrychus 
hamatipennis
体長は、8.5-15.5㎜。
体色、こげ茶色。 体形は円筒形。
ラワン材(ベニヤ板)などを食べる。南方系。国内で、分布を拡大中。

ケヤキヒラタキクイムシ

ケヤキヒラタキクイムシ
lyctus sinensis Lesne
体長は、3-5㎜。 体色は薄い茶色。
体形は平たく、細長い。
合板(ベニヤ板)などを食べ材に1-2㎜の穴をあける。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリ  (羽アリ)
Reticulitermes speratus

体長は、羽までいれて11㎜位。
頭が黒、前胸背は黄色。体形は、細長い。
4-6月に羽アリが発生。湿った木材を好む

害虫や微生物から文化財を守る

文化財は、害虫・腐朽菌などの微生物によりダメージを受けることがあり、被害への予防が必要となります。
弊社では、モニタリング調査によって危険度を常時評価し、必要に応じて薬剤処理などの対策を行う手法から、大掛かりな薬剤処理に至るまで、ご要望に応じた多様なサービスをご用意しています。

薬剤処理

・ガス燻蒸施工(包み込み燻蒸法)

昆虫の食害を受けやすい木箱・資料・衣類など比較的小規模なものをシートで密閉し、酸化エチレン製剤などによる燻蒸を行います。

・ガス燻蒸施工(燻蒸庫燻蒸法)

資料館や博物館における燻蒸庫全体を、酸化エチレン製剤などにより燻蒸を行います。

・ガス燻蒸施工(密閉燻蒸法)

博物館等の収蔵庫施設をシートで密閉し、酸化エチレン製剤などによる燻蒸を行うことで、収蔵されている文化財、資料、室内に潜む昆虫全般およびカビや腐朽菌の駆除を行います。

・ガス燻蒸施工(被覆燻蒸法)

博物館等の収蔵庫施設をシートで密閉し、酸化エチレン製剤などによる燻蒸を行うことで、収蔵されている文化財、資料、室内に潜む昆虫全般およびカビや腐朽菌の駆除を行います。